3月3日は ひな祭り☆ それぞれの人生

今週のお題「雛祭り」

 

今日はひな祭りですね。

ひな祭りは私の母校(女子高)の伝統で卒業式は必ず3月3日にあります。

いまからうん十年前の今日、私は卒業式に出席していました。

 

そのまま付属の大学に入学した私、高校・大学時代の友人とは今もずっと

仲良くしています。

 

春にはお花見しながらBBQをしたり、3か月に1回程度の高級レストランで奮発ランチ、夏にはビアガーデンに行ったり、コロナになってからは一度オンライン飲み会も開催してみました。

 

もちろん学生時代の話に花咲くことも。

そこでいつも会話に出てくるのは、

「ほんま、あの学校は卒業しても何にも役にたたない学校だったな~!笑」

 

うちの学校、本当に自由で、頭もそこそこ(中の上くらい)、

同級生を見渡せば金持ちばっかり?!(私立ってそんなもの?)

制服がかわいくて、おしゃれな子が多い学校だったんです。

 

実家はパンピー一家の我が家ですが、

父のたっての希望で、どうしてもこの女子高に入学しなさい!!!と指令が出たんです。

理由はめっちゃ単純で、

父が学生時代に憧れていたマドンナがこの女子高に入学したから・・・

という、いい迷惑な理由からでした。

 

大学へはそこそこの成績をとっていればそのまま進学できるので、

高校3年間は勉強、勉強ってわけでもなく、

3年生にいたっては運動会でクラス対抗ダンス大会の練習に明け暮れる・・・

という、受験の「受」のオーラが一切ない3年間でした。

 

 

友人たちはそこそこお嬢様が多く、学生のころから格差は感じていました。

大学生になるとCamcanが女子大生のバイブルになっていて、

校内で会うと人気のブランドバック片手にロレックス・・・なんてよくある

光景でした。

 

その後就職氷河期の真っただ中、いい就職先はなかなか見つけられず、
コネのある子は銀行や大手に入り、ない子はなんとなく働いていたんですが、

今現時点での友人たちの生活は・・・と言えば

みんな優雅な生活を送っています。

 

働かなくても、おしゃれなカフェに行って、フラワーアレンジメント教室に通ったり、お庭でガーデニングを楽しむ理想的な郊外の一戸建て生活を送っている友人。

 

市内の高級マンションに住んで、

年に3回の海外旅行をしつつ、しっかり正社員で働きながら

旦那様の自営業が順調な友人。

 

子どもの中学受験に向き合って、昨年の春に無事に合格し、

郊外の閑静な住宅街の大手ハウスメーカーの一戸建てに住んでいる友人。

 

ベンツやレクサスの高級車に乗って、生活力ある旦那様をゲットしている友人たち。

 

はぁ・・・。あくせく働いているのは私だけか(→国産中ランク車)・・・

と思いながらも、

私は私なりに就職氷河期で大した就職できないままでは終わらず、

その後の転職活動で、なんとか正社員のご縁をいただき、今に至ります。

 

そんな私たちの学生時代の話が

「あの学校でなんも勉強しなかったなー。」

「もっと勉強しとけばよかったー。」

とかいう発言、でもそれ以上に得たものが多いと思っています。

 

受験戦争にのまれずに、伸び伸びすぎる学生時代をすごし、

卒業後、うん十年たっても続く友人、

(一応そこそこ中堅の)お嬢様学校卒 というブランド

 

中学受験の勝者が人生における勝者ではありません!

 

ちなみに私は中学受験未経験のうえ、大学受験も未経験。(一応大卒)

でもそこそこの人生を歩んでる・・・はず。
友人、就職、職場での人間関係、人生のパートナーで

ほんと、どうにでもなるんです!人生って。。。しみじみ。

 

 

といいながら中学受験を選んだ矛盾はおいといて・・・。

今頃卒業式してるのかなー☆